インドのメーカーと協業し、廃棄予定だった綿の古着を細かく裁断、アップサイクルして生まれた糸で織り上げたラグを自社で企画。商品開発の段階から資源の再利用を進め、廃棄物を減らして地球環境の負荷軽減につなげるとともに循環型社会の実現を目指します。

循環型社会の実現のため、リデュース＝廃棄物の削減、リユース＝モノの再使用、リサイクル＝資源の再利用を事業活動においても重視しています。たとえば敷物の加工時に発生した端材はマットとしてリサイクル。限りある資源を活かして商品を企画しています。

取り扱う商品の生産地は、中国、インド、パキスタン、トルコ、エジプト、ベルギー、タイ、インドネシアなど世界各国にあります。フェアトレード精神に基づいて公正な取引を行っているのはもちろん、地域性を活かした商品企画を通じて現地に雇用を生み出しています。

全従業員が幸せで健康的に仕事に取り組める職場環境を構築するため、人権とプライバシーを尊重し、差別とハラスメントを排除することを目指しています。また、性別、国籍、民族、宗教の多様性を尊重。これまで社内ではさまざまな国籍のスタッフが活躍しています。

本社・本店が位置する大阪堺市で、地域社会への貢献活動を推進しています。CSR私募債を通じて地元英彰小学校に図書を贈呈するなどの寄付活動のほか、「倉庫市」を毎年開催。在庫品を特価で販売することで地元の皆様に還元し、地域社会の活性化につなげています。

地域貢献の一環として、また誰もが暮らしやすいまちづくりのため、本社・本店の周辺では月2回、地域の清掃活動を実施しています。参加するのはトーホーの全従業員。クリーンな環境を実現し、地域の役に立つことで働きがいも生み出す、主体的な活動です。