昨今、特に都心では高層の建物が増えております。特に、駅に直結した場所への集合住宅の供給が次々と出ており、この傾向は続くと思われます。また、原因は様々ですが火事のニュースがないくらい火災も起こっています。そこで関心を集めているのは防炎加工を施した商品です。防炎とはどのようなことか説明し、試験の画像を紹介します。
防炎とは、「燃えにくい」性質のことであり、繊維などの燃えやすい性質を改良して防炎の性能を与えると、小さな火源(マッチやライターなど)に接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易には着火せず、着火しても自己消火性(小規模燃焼において(有炎、無炎を含む)燃焼が継続しない性質)により燃え広がらなくなる性質のことである。
消防庁「防炎の知識と実際」から抜粋
試験の画像
生産のあと必ず確認しています。
https://www.dropbox.com/s/m17vroib8d4mlyk/%E9%98%B2%E7%82%8E%E8%A9%A6%E9%A8%93.mp4?dl=0
防炎商品を使用する目的は、火災にならないことではなく、火災になったとしても落ち着いて消火したり、逃げる時間を確保することです。商品の特性をよく理解してご使用ください。